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Cosa fanno i nostri sommelier ──

ワインと歩む、卒業生たちのいま。

藤原せいこさん(女性・50代・宮崎県)

藤原酒店 創業130年 酒類卸会社 勤務

「ただの勉強じゃない。イタリアの風土を肌で生きた日々が、私に最高の『自信』をくれました」


■ 130年の歴史を持つ家業のために、本場で学ぶということ

宮崎県にある家業の藤原酒店は、今年で創立130周年の節目を迎えます。

ソムリエコースを受講した当時、大型の量販店などが増える中で、私たちがこれから先もお客様に選ばれ続けるために必要なのは、他にはない「専門知識」と「培ってきた歴史」だけだと思っていました。 それなら、紀元前2000年からワインを造り続けているイタリアの地で、本物の文化をこの目で見、学ぶことにはものすごい価値があるはず。そう考えて、思い切ってイタリアへと飛び立ちました。


■ 「時代」が頭をぐるぐる回る猛勉強!それを救ってくれた温かいサポート

イタリアでの勉強は、想像以上に本格的で、正直とてもハードでした(笑)。 授業を終えて滞在先に戻って机に向かっている間、プレッシャーからか頭の中でずっと中島みゆきの「時代」がぐるぐると流れていたのは、今では笑い話です。 でも、そんな大変な時期を支えてくれたのが、スタッフの皆さんでした。安心して勉強に集中できるよう、いつも側に寄り添い、優しく支えてくださったおかげで、プレッシャーに負けずに最後まで走りきることができました。


■ 忘れられない、イタリアならではの体験

そして何より、このコースで得られた体験は、日本では絶対に味わえない素晴らしいものばかりでした。 最高峰のワインが生まれるボルゲリへの小旅行、フランチャコルタのワインフェスティバル、そしてワイナリーでの贅沢な試飲。

何より嬉しかったのは、モンテカティーニ・テルメという美しい街で、現地の人たちと同じように「暮らす」体験ができたことです。 勉強の合間に近くのバールへふらりと行ってエスプレッソを飲んだり、夕方にアペリティーボ(食前酒)を頼んで息抜きをしたり。街を歩きながらイタリアの風土や文化を五感で知ること。これこそが、ワインを真に理解するために一番大切なことなんだと、暮らしの中で自然と実感できました。


■ 合格はゴールではなく、新しいワイン人生のスタート

あの濃密で楽しかった日々を乗り越えた後、自分の中に「確固たる自信」が生まれました。 本場でワインの文化を五感で学び、プロとして認められたという経験は、今、仕事でお客様(飲食店様や小売店様)へワインをご提案する上で、本当に大きな強みになっています。

イタリアの美しい風土、温かい人たち、そして仲間と過ごした一生モノの時間。あの日々を胸に、これからもたくさんの人にワインの魅力を届けていきたいです。

湊 敦司さん(男性・60代・京都府)

イタリアワイン専門ワインバー「ワインバー・カヴァレッタ」/ ワインショップ「エノテカ・カヴァレッタ」オーナー

「イタリアをさらに深く、豊かに極める。住むように滞在した1ヶ月が、長年のキャリアにプラスアルファを加えてくれました」


■ 「バッタもん」から始まった15年。専門店としてさらなる高みへ

京都の烏丸御池でイタリアワイン専門店「Cavalletta(カヴァレッタ)」を立ち上げてから、早いもので15年以上が経ちます。店名はイタリア語で「バッタ」の意味。2010年、まったくの異業種から突如この世界へ飛び込むことになり、「バッタもんのワインバー」という遊び心を込めて名付けたのが始まりでした。

すでに日本のソムリエ資格を持ち、長年イタリアの造り手の情熱や土地の文化をお客様に伝え続けてきましたが、イタリアワイン専門店の看板を背負う者として「いつかはAIS(イタリアソムリエ協会)の資格も取得したい」という想いが以前からありました。日々の忙しさからタイミングを計っていましたが、転機となったのはコロナ禍でした。皮肉にもお店の営業が落ち着いてしまったその時間、長年の夢を叶えるためのチャンスに変えようと決意し、受講を申し込みました。

■ 深まるイタリアの解像度。肌で知る文化がさらに広がる時間

もともとイタリアの文化や風土には深く触れてきましたが、現地での1ヶ月の滞在は、その解像度をさらに引き上げてくれる有意義な時間となりました。毎日6種類ものワインを徹底的にテイスティングし、素晴らしい先生方に囲まれて学ぶ日々。

さらに、現地に「住んでいる」ような感覚で街に馴染んでいく心地よさがありました。お気に入りの店ができたり、毎朝通うバールで地元の常連のおばあちゃんと仲良くなったり。そうして肌で触れたイタリアの空気感そのものが思い出です。

また、生活面や授業ではスタッフの方に大変お世話になりました。ただ講義を通訳するだけでなく、分かりやすく説明していただけたおかげで、深い理解を得ることができました。授業外でもレストランの予約をしていただいたり、卒業後、日本に帰国する際に必要だったコロナの検査を受ける際、言葉が通じず困っていた時にもサポートしていただきました。

■ カウンターで無言の説得力を放つ、2つのバッジ

無事に資格を取得し、現在はワインバーに加えて2022年に開店した「エノテカ・カヴァレッタ」の双方で、厳選したイタリアワインの魅力を発信し続けています。

帰国して実感しているのは、胸元に光るバッジがもたらす「お客様からの信頼度」の圧倒的な違いです。日本の資格に加え、イタリアのソムリエバッジ。この2つが並んでいるだけで、言葉を尽くさずとも、専門家としての確かな説得力をお客様に感じていただけます。

イタリアへ行くということは、ワインの知識を得るだけでなく、それ以上に人生を豊かにする多くの出逢いや経験を持ち帰ることだと確信しています。迷っている方がいるなら、私は自信を持って、本場への一歩をおすすめします!

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