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湊 敦司さん(男性・60代・京都府)

イタリアワイン専門ワインバー「ワインバー・カヴァレッタ」

ワインショップ「エノテカ・カヴァレッタ」オーナー

「イタリアをさらに深く、豊かに極める。住むように滞在した1ヶ月が、長年のキャリアにプラスアルファを加えてくれました」


■ 「バッタもん」から始まった15年。専門店としてさらなる高みへ

京都の烏丸御池でイタリアワイン専門店「Cavalletta(カヴァレッタ)」を立ち上げてから、早いもので15年以上が経ちます。店名はイタリア語で「バッタ」の意味。2010年、まったくの異業種から突如この世界へ飛び込むことになり、「バッタもんのワインバー」という遊び心を込めて名付けたのが始まりでした。

すでに日本のソムリエ資格を持ち、長年イタリアの造り手の情熱や土地の文化をお客様に伝え続けてきましたが、イタリアワイン専門店の看板を背負う者として「いつかはAIS(イタリアソムリエ協会)の資格も取得したい」という想いが以前からありました。日々の忙しさからタイミングを計っていましたが、転機となったのはコロナ禍でした。皮肉にもお店の営業が落ち着いてしまったその時間、長年の夢を叶えるためのチャンスに変えようと決意し、受講を申し込みました。

■ 深まるイタリアの解像度。肌で知る文化がさらに広がる時間

もともとイタリアの文化や風土には深く触れてきましたが、現地での1ヶ月の滞在は、その解像度をさらに引き上げてくれる有意義な時間となりました。毎日6種類ものワインを徹底的にテイスティングし、素晴らしい先生方に囲まれて学ぶ日々。

さらに、現地に「住んでいる」ような感覚で街に馴染んでいく心地よさがありました。お気に入りの店ができたり、毎朝通うバールで地元の常連のおばあちゃんと仲良くなったり。そうして肌で触れたイタリアの空気感そのものが思い出です。

また、生活面や授業ではスタッフの方に大変お世話になりました。ただ講義を通訳するだけでなく、分かりやすく説明していただけたおかげで、深い理解を得ることができました。授業外でもレストランの予約をしていただいたり、卒業後、日本に帰国する際に必要だったコロナの検査を受ける際、言葉が通じず困っていた時にもサポートしていただきました。

■ カウンターで無言の説得力を放つ、2つのバッジ

無事に資格を取得し、現在はワインバーに加えて2022年に開店した「エノテカ・カヴァレッタ」の双方で、厳選したイタリアワインの魅力を発信し続けています。

帰国して実感しているのは、胸元に光るバッジがもたらす「お客様からの信頼度」の圧倒的な違いです。日本の資格に加え、イタリアのソムリエバッジ。この2つが並んでいるだけで、言葉を尽くさずとも、専門家としての確かな説得力をお客様に感じていただけます。

イタリアへ行くということは、ワインの知識を得るだけでなく、それ以上に人生を豊かにする多くの出逢いや経験を持ち帰ることだと確信しています。迷っている方がいるなら、私は自信を持って、本場への一歩をおすすめします!

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